サイクロン&コードレスで吸引力強い掃除機の選び方、後悔しない方法


日々手軽に掃除が出来るサイクロン式のコードレス掃除機フィルター掃除が必要なことなど便利なだけでなく欠点も理解して買ってから後悔しないように私が選ぶ際に参考にしたことをまとめました。
そもそも掃除機はどんな種類があるのか実は知らないかも?と思ったら→こちら←から
  

サイクロン式コードレスの吸引力はどこで決まる?

前回お話ししたように吸込仕事率は目安になります。最低300W(ワット)あればカーペットの奥やフローリングの目地や畳の継ぎ目にある細かいホコリまで取れるとされています。スティック型コードレス掃除機はどれくらいかというとサイクロン式・紙パック式共に半分以下の140w程度しかありません。
では、スティック型コードレス掃除機はダメなのか?と言うと、キャニスター型に比べたら吸引力が劣るのは確かですが使えないわけではありません。
吸引力はモーターの強さ(≒風量)と床からダストカップまでの密閉度(真空度)で決まります。
この、風量がキャニスター型に比べるとスティック型は落ちてしまい、さらにサイクロン方式はこの風量に使うはずのエネルギーをサイクロンを回すことに使ってしまうので(ブラシまで)同クオリティのスティック型のコードレス掃除機で紙パックと比べるとサイクロンの方が劣ってしまうのです。
しかし真空度で補うことが可能ですので主力メーカーのサイクロン式スティック型掃除機は優秀なヘッド(ブラシ)が付いています。ただし、床と密着度を上げるとヘッドの真下、吸引口付近のゴミしか拾えないので角のゴミを吸いきれないことは覚悟しましょう。

また、サイクロンはそもそも空気と粉塵(砂・ホコリなどのゴミ)を分離する「粉体分離器」なので重いゴミと空気の分離が得意ですが、日本の主なゴミとなる繊維などの細かく軽い綿ボコリや毛、粉(花粉やPM2.5など)は苦手で分離しきれません(3%ほど)。そのためモーター前フィルターが必要となります。フィルター掃除をしないと吸引力は落ちます。CMでの宣伝文句も残念ながら正しいお手入れが必要というからくりがあります。
余談ですがサイクロンだけでは物体と空気を分離するだけなのでカビ・バクテリアは分解できません。
(カビ・バクテリアの分解にはタンパク質除去などの化学変化が必要)
そのため、フィルター掃除で水洗いし生乾きのまま放置するとカビや悪臭をまき散らすことになるので注意が必要です。

掃除機の選び方 サイクロン式コードレス掃除機の場合

先ほどお話ししたようにきちんとしたサイクロンでも欠点があるのですがそれと同じくらいサイクロン掃除機と名乗っている不完全なサイクロンや偽物のサイクロンには注意が必要です。
性能のレベルをイメージで表すとサイクロン>>>>>疑似(似非)サイクロン>>>偽サイクロンとなり、圧倒的に越えられない壁があります。
大きな違いとしては値段とお手入れの大変さです。

サイクロン式

  • サイクロン部分にコストがかかり値段が高い
  • フィルター掃除が半年~1年に1回必要

擬似(似非)サイクロン(不完全なサイクロン)

  • 取りこぼしが多くなるのでフィルター掃除が小まめに必要

偽サイクロン(真空式)

  • 値段が安い
  • 掃除機の掃除(フィルター・本体)が毎日必要
  • 掃除機の掃除が大変でホコリを浴びるようなレベル
  • 吸引力に差はありますが擬似・偽サイクロンでも吸うことは出来るようです。

そうなると、もちろん(正式な)サイクロン方式を買いたいですが疑似(似非)サイクロンや偽サイクロン(真空式)とサイクロン式を見分けにくいですよね。
電源を入れてホコリが中でくるくるしている物は全てサイクロン掃除機だと思ってしまいますが比較的見分けやすいのは偽サイクロンです。筒状のサイクロン部分が無くダストボックスの気流でホコリを回転させているだけかキャニスター型の本体が紙パック式と同じような形をしている物(ティッシュをフィルターの上にかぶせるような商品など)いずれにしても昔の真空式を使っている偽サイクロンになります。擬似サイクロンについては特許や仕組みを理解しないといけないので素人にはわかりにくいためフィルター掃除の間隔で見分けました。
そのため、サイクロン式か見分けるのに重要なのは「サイクロン部分があるか」「フィルター掃除の間隔が半年以上あるか」です。

色々言いましたが個人的には偽サイクロンでも疑似サイクロンでも正式なサイクロンでもメーカーの宣伝を鵜呑みにせず、基本的な知識を付けて欠点も理解してから気に入ったものを使うのが一番だと思います。私自身も欠点を知らなかったら後悔してたと思いますし、理解したうえで購入し満足しています。

まとめ

    サイクロン式のスティック型コードレス掃除機欠点は

  • 吸引力がキャニスター型より低いこと
  • 紙パック式よりお手入れが必要
    (ゴミ捨ては数日に1回、フィルター掃除は1年に1回以上)
  • バッテリーの寿命が短い(2~3年ほど)

掃除機全体から考えると割高でコスパがイイとは言えないですが排気のキレイさ、日々の掃除の手軽さを求めている人に向いていて、自分が気に入った商品の欠点を納得した上で選ぶことが後悔しない方法だと思います。
素敵な掃除機を選びに役立ちましたら幸いです。

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